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花田虎上 横綱昇進断るつもりだった…角界入りは貴乃花守るため両親に強いられた [芸能]

デイリースポーツ 11月20日(木)12時21分配信

 大相撲元横綱若乃花のタレント、花田虎上が20日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜、前11・55)に企画出演、横綱昇進の際に昇進を断り引退することを両親の先代・貴ノ花親方、藤田紀子に申し出、制止されたことを明かした。

 「いつも貴乃花がナンバーワンなんですよ」と、まず花田は弟の貴乃花親方と兄弟で相撲界入りした際のことを打ち明けた。「角界に入ったのも(弟の)壁になるってことだった」と、両親は貴乃花を守るため花田に角界入りを強いたという。

 花田は力士になりたくなかったが、両親は「横綱になったら辞めさせてあげる」と説得し、とうとう納得させた。

 だから花田は1998年に横綱昇進が決まった際、口上の決まり文句「謹んでお受けします」ではなく、「謹んでお断りしてよろしいでしょうか」と両親に約束実行を迫った。しかし「それは仕事的に無理だろう」と、ここでもまた昇進を受け入れることを説得され、あきらめて第66代横綱に就任したという。

 このとんでもない打ち明け話に、企画に同行していた薬丸裕英は「えっ、これバイキングでオンエアできる?」と驚いた。

 また花田は弟の貴乃花親方との確執について「仲直りとかは気にしてないんです。もうお会いしないというだけで」と、関係修復の可能性がないことを断言した。

 占い師のゲッターズ飯田が仲直りの可能性について「お互いが謝られたら許すと思っている」と占うと「俺がなんで謝んなきゃいけないんだ、あんな奴に」と本音をむきだしにした。

 この日のスタジオには母のタレント、藤田紀子が出演。ビデオ映像で流された花田の貴乃花親方に関する発言について「お兄ちゃんは心の底からそう思ってはいないと思う。前に口癖で『世の中で1番弟が好きだ』って言ってたもん」と母の立場から分析してみせた。
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